ストーリー |
| 厳重な警備システムの裏をかきアジア最大のコンピューターネットワークを持つIT企業の社長の暗殺に成功した“電脳天使”と名乗る美人姉妹暗殺者のリンとクワン。だが事件の捜査にあたった有能な女刑事コンに興味を持ったクワンは、わざとコンを挑発するが逆に目を付けられてしまう。そんな中、昔の恋人と再会したリンは足を洗う決心をするが、クワンは一人で前回と同じ人物からの新たな依頼を受けてしまう……。 |
解説 |
『クローサー』というタイトルを聞くと、ジュリア・ロバーツ主演のハリウッド映画を思い出す人が多いかもしれないが、こちらは香港製のアクション映画。美人女優3人によるアクションということで、公開時には香港版『チャーリーズ・エンジェル』とも形容されたが、派手さはともかく内容的には断然こちらが上だ。
キャストは、“電脳天使”としてクールに暗殺を実行する姉リン役に『トランスポーター』でも監督のコーリー・ユンとコンビを組んだ台湾出身のスー・チー。衛星監視システムとパソコンのハイテクを駆使して姉をフォローする妹クワン役には『少林サッカー』の中国のアイドル、ヴィッキー・チャオ。
この二人実は同じ年で、しかもヴィッキーのほうが早生まれなのだが、理知的でしっかり者の姉と勝気で奔放な妹という役柄に個性がピッタリとマッチし、違和感なく美人姉妹を演じている。そして最後には共闘して戦うことになる女刑事コンを演じるのが、ヴィッキー・チャオと共演した『少林サッカー』や『食神』などチャオ・シンチー映画の常連である香港のトップ女優カレン・モク。
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【DATA】
メディア:映画
制作年・国:2002年・香港/アメリカ
監督:コーリー・ユン
アクション監督:コーリー・ユン
製作:チュイ・ポーチュウ
脚本:ジェフ・ラウ
出演:
スー・チー/ヴィッキー・チャオ/カレン・モク/倉田保昭/ソン・スンホン/マイケル・ワイ
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他にも、男性になら日本が誇るアクション俳優=倉田保昭の健在ぶりもアピールポイントなのだが、女性に向けてなら、スー・チーの元彼役を『秋の童話』などで日本でも大人気の韓国のトップスター、ソン・スンホンが演じているのも大きなウリのひとつで、まさにアジアのスターが結集した作品なのである。
クールな美人アサシンといえば何といってもリュック・ベッソン監督の『ニキータ』だが、そのベッソン監督の盟友で『リーサル・ウェポン4』や『ロミオ・マスト・ダイ』等のアクション監督してハリウッドでも活躍する香港出身のコーリー・ユンが監督。前半スー・チーが魅せるスローモーションを多用した華麗でセクシーなアクションは『ニキータ』のアンヌ・パリローに負けず魅力的。意外な展開を見せる後半も、得意のワイヤーワークを駆使し、いろんな映画の美味しいとこ取りしながら、銃、カンフー、刀と香港映画らしい何でもありの過激なアクションが楽しめる。
暗殺シーンで流され、姉妹と女刑事を繋ぐキーにもなるカーペンターズの名曲「遥かなる影」も印象的な、洗練された女性アクション映画の傑作だ。 |
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本場ハリウッド製のド派手な女性アクションなら、この1本! |
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| 記憶を失い平凡な暮らしをしていた女アサシンに迫る危機! |
| ロング・キス・グッドナイト
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【ストーリー】
小学校の教師をしながら優しい旦那と愛娘に囲まれ平穏で幸福な日々を過ごしていたサマンサ。だが彼女には浜辺で倒れていた8年前以前の記憶がなく探偵に調査を依頼していた。そんな中、サマンサは交通事故にあったショックで記憶を断片的に取り戻すが、突然謎の男に襲われる。 |
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【解説】
当時ハリウッド史上最高となる400万ドルで落札され話題となった『リーサル・ウェポン』のシェーン・ブラックのオリジナル脚本を映画化したアクション巨編で、共にゲーム原作の大ヒットシリーズ『バイオハザード』や『トゥームレイダー』といった本格ヒロイック・アクションの先駆けとなった痛快作。
また記憶を失ったCIAの特殊工作員がなぜか味方であるはずのCIAから命を狙われるストーリーは、マット・デイモン主演の人気シリーズ『ボーン・アイデンティティー』の女性版とも言え、そのマットの親友であるベン・アフレックが主演した『ペイチェック 消された記憶』等につながる記憶喪失もののハシリとなった作品でもある。
主演は製作時監督の妻でもあったジーナ・デイヴィス。
『テルマ&ルイーズ』や『スチュアート・リトル』などシリアスからコメディまで幅広い役柄をこなし、どちらかといえばおとなしいイメージの演技派に見られていたジーナだが、本作では過激なアクションに体当たりで熱演。
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【DATA】
メディア:映画
制作年・国:1996年・アメリカ
監督:レニー・ハーリン
製作:レニー・ハーリン/ステファニー・オースティン/シェーン・ブラック
脚本:シェーン・ブラック
出演:ジーナ・デイヴィス/サミュエル・L・ジャクソン/クレイグ・ビアーコ/パトリック・マラハイド/ブライアン・コックス/デヴィッド・モース
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特に記憶を取り戻し暗殺者チャーリーに戻った姿は、髪をばっさりと短く切り金髪に染めハードロック調のハデなメイクで、とにかく凛々しく颯爽として格好いい。加えて、連れ去れた娘を命がけで助け出す際の、優しい母親だった頃のサマンサの顔ものぞかせつつ殺し屋チャーリーとしてハードなアクションを演じきった力量もさすがだ。
そのジーナと凸凹コンビとしていい味出してるのが『交渉人』の黒人スター、サミュエル・L・ジャクソン。
サマンサから記憶を取り戻すための依頼を受けていた事から巻き込まれ、渋々ながらも行動を共にすることになる冴えない探偵を軽妙に演じ、ドラマのアクセント役を見事にこなしている。
監督は『ダイ・ハード2』 『ドリヴン』 等骨太なアクションに定評のあるフィンランド出身のレニー・ハーリン。
本作でも、それが離婚の原因かと思えるほどのど派手で激しいアクションを次々とジーナに課している。
これでもかというアクションの連続に加え、伏線の張り方もうまく見ているものを飽きさせないストーリーで、理屈抜きに楽しめるヒロイック・アクションの快作だ。
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【ライタープロフィール】
ドリナ芹沢(脚本家兼イラストレーター)
196X年、ブルガリア、ソフィア生まれ。ブルガリア・ステファノ美術学院でグラフィックアートを学び、1980~84年に、アマチュアとして制作した映画作品がショートフィルム・グランプリを受賞。1984年にチュパロフ芸術財団に加入し、パダレフ・フィルム・スタジオでアニメーター、デザイナー、ディレクターとして仕事を開始。個人、グループ単位でグラフィックやペインティングの展覧会を開催。特にクロスペインティングは、独自のオリジナル技術で、デス・ロックと合わせたアニメーションは、国際的に評価されている。現在はケベック在住。 |
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