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腹部のストレッチマーク改善方法

妊婦の多くが経験する下腹部からみぞおちにかけて現われる妊娠線は、ストレッチマークと呼ばれるもので、はじめは赤味をおびた、または紫色の線です。出産後には、色は薄くなりますが、線は薄っすらと、場合によっては焼けどのあとのケロイドのように残ることがあります。ストレッチマークは妊婦特有のものではなく、男女問わずに現われ、特に急激な体重増加によってもおこります。

人間の皮膚は異なる構造をもった3つの層からできています。最も外側の層が表皮、中間の層が真皮、最も深い層が皮下組織です。ストレッチマークは、皮膚の形を保つ働きを持っている真皮で発生します。妊娠や急激な体重増などによって、皮膚の伸長成長が真皮の成長よりも早くなるために、真皮の伸びに限界がおきストレッチマークが現われると考えれていますが、全ての妊婦や肥満の人にストレッチマークが現われないのは何故でしょうか?

これは、ストレッチマークが発生する真皮の細胞の働きに原因があると考えられます。ストレッチマークが発生する人の場合、発生しない人に比べ、真皮の伸長成長の限界が高い、つまり真皮層の働きが正しく、ストレッチマークが出にくいと考えられます。もう少し専門的な表現をすると、グルココルチコイドと呼ばれるホルモンが真皮に影響を与えることによって、ストレッチマークが発生することがわかっています。真皮は妊娠や肥満による急激な皮膚の伸長成長に対応し、細胞の角質化を防ぐために、このホルモンの刺激でコラーゲン、エラスチンと呼ばれる繊維細胞を急いで作り始めストレッチマークが発生します。

ストレッチマークができはじめた後は、レザー治療でもマークを消すことは容易ではありません。ストレッチマークができ難いように普段から心がけることは、まず急激な体重増加、肥満を招かないような生活習慣を意識することにつきます。そのうえで日常のメンテナンスとして脂肪が蓄積し易い腹部、二の腕、尻、モモなどの皮膚の手入れを考えることですね。

そのためのアドバイスとして以下のSM予防クリームをご紹介します。自宅で作ることができるので1度試してみてください。ただし、保存はしっかり冷蔵庫で保存してください。また、大量につくるのではなく、せいぜい1週間で使い切る量を目安に作ってください。


SM予防クリーム(2回分量)
  • オリーブ(エキストラバージン)オイル:1/2カップ
  • アロエジェル:1/4カップ
  • ビタミンEオイル(200-400IUのカプセル6個)
  • ビタミンAオイル(5000IUのカプセル4個)
  • ココアバター(無ければ市販のエラスチン入りクリーム):大さじ2杯
これをミキサーで攪拌後、密閉可能なジャーまたは瓶に入れて冷蔵庫で保存。1日1回腹部、足の付け根、お尻、太ももに塗ってマッサージしてください。皮膚の温度が高いほうがいいので湯上り時がいいでしょう。





栄養医学研究所々長
佐藤章夫
1958年神奈川県生まれ
玉川大学農学部卒業
カナダブリティッシュコロンビア州ブリティッシュコロンビア大学マラスピナ分校留学
株式会社エスアールエル入社
名古屋市立大学産婦人科との共同研究を米国で発表。
米国と日本の医療保険システムについて研究。

  • 米国National Healing CollegeおよびNational College of Naturopathic Medicine臨床栄養士(C.C.N)
    ホリスティック栄養士(H.H.P)ハーブ調合師(Herbalist)医学博士号取得
  • 鶴見大学歯学部非常勤講師
  • 米国Physicians Laboratories Research Science研究員
  • ドイツMicro Trace Mineral Research Center研究員
  • 米国Natural Opinion Research研究員
  • 米国Medical Health Solution社アソシエイトパートナー
  • 米国Orange County Natural Products社アソシエイトパートナー

【論文・執筆】
  • A Retrospective Evaluation of maternal Serum Screening for the Detection of Fetal Aneuploidy,  prenatal Diagnosis 1997 Sep:17(9):861-6
  • 米国にみるサプリメント事情:Progress in Medicine Vol.24 No.6 2004:29-32
  • 栄養療法ソフトウェア「米国の現場から」:Journal of Therapy Vol.87,No.10 2005.10:2849-2854
  • 周産期医学2003年増刊号「妊婦における健康食品の考え方」
  • 「子どもを勝ち組にする食事学」(平成15年4月1日出版・主婦の友社)
  • 「歯からはじまる健康と医療」(平成16年7月1日出版・九天社)
  • 「サプリメントガイド」(平成17年4月27日出版・主婦の友社)
  • 「体内重金属の測定とデトックス療法」(平成19年8月出版・総合医療ビジネスへの展望 CMPジャパン)

【研究】
  • ドイツMicro Trace Mineral Eleonore B Busch博士と小児自閉症における水銀の影響および水銀キレーション療法について共同研究
  • 米国Orange County Science Institute Steve Paul博士とα-リポ酸の天然型Rアイソマーの抽出に関する共同研究
  • 米国ジョンズホプキンス大学Aron Tabor博士と更年期およびPMS症状における大豆イソフラボン加工食品の有用効験について共同研究
  • 狭山総合クリニックと更年期症状における大豆イソフラボン加工食品の有用効験について共同研究

【学会、研究会】
  • 日本未病学会会員 IBCMT(Inter National Board of Metal Toxoicology)国際有害金属学会会員

【講師・講演】
  • NPO法人デンタルハイジニスト&オーラルヘルスセラピー協会講師
  • NPO法人日本サプリメント協会 講師 ・統合医療学会講師(2007)
  • 口腔医科学会第4回学術大会 講師 ・ADI国際歯科生涯研修学会講師

【その他寄稿、コラム】
朝日新聞、健康ナビ誌、Medical Nutrition紙、同和火災Information誌他、日本経済新聞、日経ヘルス、日本消費者新聞、週間文春、ハナコなど

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