2014.5.08更新Vol.3

読んで 学んで 美しく Skincare Training Room スキンケアトレーニングルーム

毎日、何気なく使っている化粧品。同じステップで繰り返すお手入れ・・・。シワやシミなど気になる肌トラブル・・・。果たして、私たちは正しいスキンケアができているのでしょうか?“名前より先に肌質を記憶する!”ドクターラインのビューティトレーナーが、スキンケアの豆知識や、コスメ選びのコツをご紹介します。

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Lesson.3『季節に応じたスキンケア〜紫外線の傾向と対策〜』

レッスン1と2では、肌の仕組みと年齢による変化についてお話しました。肌の状態や年齢によって、スキンケアも変えていく必要があることを学んでいただけたかと思います。 さて、今回からは季節によってどのようなスキンケアが必要かを勉強していきましょう!

Point1 紫外線の種類と肌への影響について

紫外線を浴び過ぎると日焼けし肌色が一時的に黒くなるだけでなくしみを作ります。また、積み重なった紫外線の影響がシワなどの老化現象の原因となる事も判ってきました。美肌を求める私たちにとって、紫外線は大敵です。今回は、その紫外線対策について考えてみましょう。
紫外線とは?
地表に届く太陽光線は、波長の短いものから 紫外線・可視光線・赤外線と大きく3つに分けられます。それぞれの光の割合は紫外線が約6%、可視光線が約52%、赤外線が約42%です。
紫外線は、波長が長いものからUVAUVB・UVCの3種類にわけられ、波長の短いUVCや、UVBの一部は大気中のオゾン層で吸収され、ほとんど地表には到達しません。私たちが、対策を考えなくてはいけないのはUVAUVBの2種の紫外線です。
UVAとUVBの皮膚への影響は?
UVAは色素沈着(サンタン:肌が黒くなる作用)を引き起こします。
表皮から真皮の深い部分までとどき、しわやたるみの原因にもなります。
UVBは炎症(サンバーン:肌が赤くなってヒリヒリする作用)を引き起こし、しみやそばかすの原因となります。紫外線を浴びて、腫れや痛み、赤み、またひどい場合にははれあがって水泡を生じる場合がありますが、これはUVBが原因で、このような状態は日光皮膚炎と呼ばれています。

グラフで見る紫外線の日内変動と月間変動
UVAとUVBの変動をグラフで見てみましょう。下図をご覧ください。
日内変動を見ると、当然、紫外線は日中降りそそいでいますが、特に10時〜15時は紫外線が強い時間帯である事が判ります。
月間変動をみると、冬の1月でもピークの月に比べてUVBは5分の1、UVAは2分の1存在しています。
紫外線は3月頃から増え始め、5月〜8月でピークを迎えています。気温が高くなるまえの春先は油断しがちですが、UVAはなんと5月でピークに!これからのシーズンは要注意です。

紫外線量は年々増加傾向に
気象庁の発表によると『札幌とつくばの地表に到達する紫外線量*は、1990年代はじめの観測開始以降、増加傾向が明瞭に現れており、 増加率はそれぞれ10年あたり4.9%、5.1%で統計的に有意(信頼度水準95%)でした。』とのこと。
下図のグラフでも、紫外線量が年々増加しているのが分かりますね。
20年前よりも、さらに10年前よりも、紫外線対策の重要性が高くなっています。

注意が必要な時間帯と具体的な対策方法
時期的には4月後半から10月前半まで、時間的には日が高くなる9時〜16時頃までは、特に注意が必要です。
紫外線を直接浴びない事が重要になってきますので、日焼け止め化粧品やファンデーションでの対策が必須です。屋外では、さらに帽子や日傘、サングラス、長袖の洋服などで肌の露出を避け、肌を守りましょう。

Point2 「PA」と「SPF」を正しく理解し選びましょう

SPFとは肌が赤くなる(サンバーン)を防ぐ目安で、SPF10の製品であれば、何も塗らなかった場合より10倍長い時間肌が赤くなるのを防いで紫外線にあたれるという事になります。
PAとは肌が黒くなる(サンタン)を防ぐ目安で、+〜++++で表示され、「+」の数が多いほどUV-A防止効果が高いことを示しています。
PA+ : UVA防止効果がある
PA++ :UVA防止効果がかなりある
PA+++ :UVA防止効果が非常にある
PA++++ :UVA防止効果が極めて高い
日焼け止めやファンデーションを選択する場合は、次の図を参考に生活シーンに併せて防御可能な指数のものを選ぶ事が重要ですが、指数が高いものは紫外線吸収剤を配合していたり、専用のクレンジングが必要なものも販売されています。 せっかく紫外線をカットしても、日焼け止めが肌に合わずカブレを引き起こす様な事になっては本末転倒という事にもなりかねません。自分の肌にあったものを選択しましょう。

また、同時に紫外線を浴びた後のスキンケアも重要です。
これからの季節気温が高くなると、肌は潤っているように思いがちですが、紫外線を浴びた肌は、とても乾燥しています。空気が乾燥している冬場同様の保湿ケアが重要です。C+エッセンスローションで肌を整え、マスク ド ヴィヴァンで集中ケアをしたあと、 プレミアムゲルU・ナインスヴェールミルクでしっかり保湿ケアを施しましょう。
可能であれば、.美白化粧品をプラスしたり、紫外線ダメージを体の中からケアしてくれるサプリもあわせて取り入れると、より効果的ですよ!

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